加齢臭と足の臭いには、男性の臭いの代表的な臭いというイメージがあります。
実際に加齢臭や足の臭いが男性のほうが強いというのは、かく汗の量が原因であると考えられます。
足の裏には汗腺が集中しています。
足の裏から1日にほぼ200ccの汗をかくこともあるともいわれ、実は人間の体の中で一番の汗かきなのが足の裏であるともいわれています。
足の裏にある汗腺はエリクン腺なので、かいた汗自体にはほとんど臭いはありません。
ところが、靴を1日中履いている足はムレやすい上に温度が高く、雑菌の繁殖しやすい環境が揃っています。
足の臭いの原因はまさにこれで、革靴を1日中履いている男性が足の臭いに悩むケースが多いというのも、こういったことが原因だと考えられます。
加齢臭や体臭も同じようなことが原因で臭いが強まりますが、足の臭いの場合はそれが特に顕著であるといえるでしょう。
ただ、最近は女性も足の臭いに悩むケースが増えてきました。
それは通気性の悪いストッキングやブーツがその原因であると考えることができます。
水虫が足の臭いの原因となるケースは少なくありません。
加齢臭と水虫といえば、つい男性サラリーマンを思い浮かべてしまいそうですが、最近は加齢臭と同様、女性も水虫や足の臭いに悩むことも増えてきているといいます。
水虫の原因は、「白癬菌」と呼ばれるカビです。
白癬菌は温度や湿度の高いところを好むため、足から出る汗でムレる革靴は、白癬菌が繁殖するには絶好の場所です。
水虫となった足をそのまま放置するとさらに悪化し、足の臭いの元となってしまいます。
加齢臭も足の臭いも、その臭いを強めるメカニズムは同じで、かいた汗と雑菌の繁殖を抑えるために清潔を保つことが何よりも必要だと考えられます。
ただ、爪の中に水虫ができ、そこから臭いが発生するというケースも増えています。
この場合には洗ったり塗り薬を使ったりするだけではなかなか対応できないため、飲み薬での治療が必要となります。
ただし現在、水虫の飲み薬は薬局では販売されていません。
飲み薬が必要な水虫の場合は、専門医に診てもらって処方を受けましょう。